塾経営コンサルタントとはいったいどういう役割?

熱心に入塾生の指導やに親しみやすいかかわり方など、できる限り工夫しているのに、いっこうに学習塾の売り上げが伸びずに頭を抱えていませんか。

もし学習塾の経営が思ったようにいかないのなら、学習塾のコンサルタントをつけてみてはいかがでしょうか。

コンサルタントと聞くと、なんとなく怪しいイメージもあるかもしれません。

そこで、コンサルタントの役割を説明した上で、失敗しないコンサルタントの選び方や期待できる効果について解説していきます。

■そもそもコンサルタントとは?

コンサルタントという言葉を聞いたことはありますか。巷では、数多くのコンサルタントであふれています。

キャリアコンサルタントや建設コンサルタント、ITコンサルタントやイメージコンサルタントなど、個人向けのサービスもあれば、法人向けのサービスもあります。

ところで、コンサルタントとはどのような意味なのか、ご存知でしょうか。

大辞林(第三版)で調べてみると「ある分野についての知識や経験を持ち、顧客の相談に乗って、指導や助言を行う専門家。特に企業の経営・管理術などについて、指導や助言をする専門家」と書かれています。

つまり、主に企業の経営上の悩みを解決するための助言をする専門家のことです。

労働衛生コンサルタントやキャリア・コンサルティング技術士、中小企業診断士などのコンサルティングにまつわる資格がある分野もあります。

無資格であっても名乗ることも可能ですが、「指導をする専門家」がコンサルタントのため専門知識や経験知などが十分にあることがほぼ必須と言えるでしょう。

■学習塾のコンサルタントとは?

それでは、学習塾のコンサルタントとはどのような仕事なのでしょうか。

学習塾の経営に関する十分な知識と経験を有した専門家が、「生徒が集まらない」「売り上げが上がらない」などの悩み相談に乗って、悩み解決するための指導を行う専門家のことを指します。

WEBで集客しようとしても、思ったような成果が出ない学習塾や生徒募集に時間を割いてばかりで生徒の指導をする講師の育成に時間が取れない学習塾、満足度は高いけれど新しい塾生が増えない学習塾などの力になります。

■失敗しないためのコンサルタントの選び方

インターネットで調べてみると、経営コンサルタントや教育コンサルタントなどの、学習塾の経営に役立ちそうなコンサルタントは数が多いです。

学習塾の経営に悩みを抱えていても、いったいどこのコンサルタントにお願いをすれば、自社の悩みを解決してくれるのかと困ってしまいます。最初にヒットした会社にお願いしても、自社に合うとは限りません。それでは時間と労力の無駄になります。

失敗しないためには、正しいコンサルタントの選び方を知ることです。

選ぶ基準は3つあります。

1.学習塾経営を熟知していること

1つ目は「学習塾について熟知していること」です。

なぜなら業界によって悩みや課題は異なり、解決すべき点も変わってくるからです。

たとえば化粧品業界の某社の売り上げを3倍に増加したとしても、その方法が学習塾の経営にも活きるとは限りません。

ターゲットとなる層やサービス内容が異なることで、戦略が活きるとは限らないからです。

学習塾の経営においては、Wカスタマーの状態となります。

実際にサービスを受けるのは塾生ですが、支払うのは保護者です。

2つの異なる立場の顧客に対し、それぞれの満足度を保ちながら、売り上げを上げる方法を取り入れなくてはなりません。

その点で、選ぶコンサルタントは学習塾の仕組みや背景まで、詳しく熟知している必要があるでしょう。

2.学習塾専門のコンサルティング

2つ目は「学習塾に特化していること」です。

すべての業界に対して広く受け付けている経営コンサルタントと、学習塾に特化しているコンサルタントがいた場合、どちらの方がより効果性を発揮するでしょうか。当然、後者です。

広く窓口を広げているコンサルタントよりも、1つの専門分野に特化した方が細やかな点にまで注意がいき、指導の業界にカスタムした形で指導ができます。

逐一業界の細かな部分を説明しながら助言をもらうのではなく、双方で基本的な業界知識を押さえた上で助言がもらえるので効率的でもあります。

3.高い再現性

3つ目は「再現性がある」ことです。

成果の出ているコンサルタントであっても、自身の経験だけや一部の顧客だけの実績では不安要素も高いでしょう。

再現性があるコンサルタントは、他の学習塾であっても同じような売り上げ増加につながるように仕組み化ができています。

仕組みがあることでどの会社であっても一定の成果を出すことが可能なのです。

当社は、もともと学習塾の経営実績があり、学習塾に特化したコンサルタント会社になります。

当社も学習塾の運営実績があるからこそ、学習塾に陥りやすい「生徒が集客できない」「WEBにお金をかけても思ったほど成果につながらない」「講師の人材育成の時間が割けない」などの悩みを深く理解できています。

他の学習塾であっても効果が出るように、ドラッカーの経営理論を取り上げながら組織作りについても指導しています。ドラッカーのマネジメントや心理学の手法を用いて、どの学習塾が導入しても一定以上の効果が出るよう10塾10通りのコンサルタントを提供しています。

■ドラッカーのマネジメントとは?

あなたはドラッカーの名前を聞いたことはありますか。

マネジメントの父と呼ばれるドラッカーの名前を聞いたことのある経営者の方も多いでしょう。

しかし、ドラッカーの著書「マネジメント」を読み、本質を理解でき、組織に導入で来ている企業は少数派です。

その理由はドラッカーの語る理論はとても難解な点にあります。

そもそもマネジメントという言葉は、ドラッカーの本の中では「組織に成果を与えるもの」として書かれています。

仕事は「成果を上げるプロセス」として捉え、成果を上げるための行動を設計・実行することで目指すべき成果を手にすることができるのです。

学習塾においては、一経営者として「入塾生を増やし、売り上げを上げること」が欠かせない要素になります。

そのための行動として、生徒の成績アップや退塾生の抑制、講師の確かな指導力の習得や人材育成などが入ってきます。

なかなかドラッカーのマネジメント理論は理解が難しいですが、当社ではどの学習塾でも導入できるようにかみ砕いて説明し、成果の出る組織作りができるようにプログラム化しています。

■他の学習塾のコンサルタントとの違い

さて、ここまでで読み進めていて、「学習塾に特化していて、業界に精通しており、経営がうまくいくしくみ化ができているものなら、どれも良いのか」と疑問に思った方もいるかもしれません。

実際にインターネットで調べていただければわかると思いますが、当社以外にも塾経営や塾講師経験などの教育に関わる仕事をしている学習塾のコンサルタント会社は複数あります。

それでは他の学習塾のコンサルタントと何が違うのでしょうか。

他社との違いは3つあります。

1.100名以下の学習塾に特化

まず1つ目は「塾生100名以下の学習塾に特化している」点です。

学習塾と一言で言っても、通っている生徒の数によって経営上の課題も変化します。

100名以下の学習塾に関しては、まずは生徒数100名以上を目指していくステージです。

当社では100人以下に特化することで、「集客できない」「WEBに頼ってもうまくいかない」などの悩み解決の解決に導きます。

2.3本柱のアプローチ方法

2つ目は「3つの方法でのアプローチをしている」点です。

当社では「マネジメント」「マーケティング」「WEB制作」の3本柱で、生徒数を増加させ、生徒が集まらない悩みの改善を促します。

たとえばマーケティングに力を入れれば、生徒は新規で増えるかもしれません。

しかしそれだけでは塾生や保護者との信頼関係をうまく構築できずに、退塾生を生む恐れがあります。

マーケティングのみならず、マネジメントに力を入れることで、良好なコミュニケーションを取る方法がわかります。

また従来式のWEB制作ではなく、コミュニケーションツールとしてのホームページを持つことで、保護者や塾生との関係性を築きやすくなります。

1つだけではなく3つ行うことに意味があるのです。

3.自然と生徒が集まるしくみづくり

3つ目は「コンセプトが自然と生徒が集まる塾づくり」である点です。

WEB広告や従来型のポスティングなどのマーケティングツールを使う学習塾も多いですが、思ったよりも反響が少ないことも多いものです。

今やホームページやチラシなどの媒体だけで、入塾を決める保護者はいません。

そこで当社では、WEBに頼らずに、自然と生徒が集まる塾づくりの方法をお伝えています。

■導入することで期待できる効果

学習塾のコンサルタントを導入することで、期待できる効果は6個あります。

 

1.塾生の学力アップさせるコツがわかる

学習塾に通う生徒や保護者の目的は、成績アップや志望校合格です。

あるいは何らかの原因で成績が落ちているのを食い止めたり、理解できる教え方で成績をもとに戻したりするのを期待している保護者や生徒もいるかもしれません。

いずれにしても、学習塾に通う以上、塾生の学力を向上させる必要があります。講師の指導力を上げるコツをお伝えすることで、入塾生の成績アップにも通じてきます。

 

2.塾生を勉強に集中させる教室づくりのコツがわかる

あなたの塾生は授業中に集中できていますか。個人指導の場合や集団指導の場合でばらつきが出るかもしれませんが、すべての生徒がしっかりと勉強に集中できる環境を整えることが大切です。そのために学習塾運営する上で注意すべきことや集中するためのコツなどもお伝えしています。

 

3.安定的な収入を得る方法がわかる

学習塾の経営において、生徒の成績アップや志望校の合格も大事です。

しかし、入塾生が減ったり、退塾性が増えたりすると、集客に時間を割く形となって、肝心の生徒への指導や講師の指導力を強化するための時間が減ってしまいます。

それでは本末転倒です。

当社では安定的な収入を得る方法もお伝えします。

そうすることで生徒や保護者のためにきちんと時間を割くこともできます。

 

4.塾生や保護者と円滑なコミュニケーション法がわかる

塾生や保護者と良好なコミュニケーションがとれていますか。

気難しい年頃の生徒や過保護な保護者など、接し方が難しい場合もあるでしょう。

当社ではミスマッチを防ぐコミュニケーション方法についてもお伝えしています。

塾生や保護者との会話でミスマッチが減り、よいコミュニケーションが増えれば、自ずと信頼関係が築かれます。

きちんと信頼関係を築くことで、わからないことや困りごとも早期に相談してくれて、退塾生の防止になります。

また、当社の案内するホームページをコミュニケーションツールとして活用することで、今以上に良い関係を生徒や保護者と築くことを促すことができます。

 

5.受験情報の活用方法がわかる

学習塾にとって、進路指導はとても大切です。進路指導の前提となる受験情報をどのように入手し、どのように活用するかをお伝えします。

 

6.選ばれる学習塾になる方法がわかる

信頼が増すことで「この塾はいいよ」「この先生なら成績あがるよ」などの評判や口コミが産まれていきます。

選ばれる学習塾になることで、WEBに頼る必要のない自然と生徒が集まるしくみ化が構築されます。

 

失敗せずに良いコンサルタントから学ぶためには、業界知識に長け、学習塾に特化した専門家にお願いしましょう。

なおかつ再現性のあるプログラムを導入していることで、売り上げアップや制す数の増加など本来の目的達成に通じます。

当社も学習塾経営の経験を活かし、ドラッカーのマネジメント理論を活かして100名以下の学習塾に特化したコンサルディングをしています。

信頼関係が築けて、売り上げの悩み解決をしたい方はぜひ下記からお問い合わせください。


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